そめの近江
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今週のエピソード
2024.09.13

◆業務計画の重要性

店舗スタッフが病欠で、スタッフが足りない中、他店舗のスタッフの方のヘルプもあり、なんとか乗り切る事ができた1週間でした。改めて、店舗間での協力する事の大切さを痛感しました。各店、催しの期間中にも関わらず、助けて頂いた事に感謝すると共に、もし自分自身が逆の立場に立った時には、今後は私自身が率先してヘルプにいく事ができる様に常日頃から、業務計画、前倒しの作業を意識して日々の業務に取り掛かって参ります。[横浜元町店]

【鈴木部長より】

店舗運営に於いて、イレギュラーな事は多々起こります。日頃から業務を溜めずに処理をしておく事で、いざという時も難なく対処できますので、報告にあるよう計画性や前倒しの処理を、常に意識して取組む様にお願いします。

◆仕立てセールを終えて①

今回の仕立てセールも例年の様に賑わいました。「寸法を直したい」「裏地を変えたい」「単衣に仕立て替えしたい」など、お客様がおっしゃる動機は様々ですが、着用の多さと、「綺麗に直して着たい」といった意識が垣間見え、この企画の人気の高さを改めて伺い知る事ができました。[大森副社長]

◆仕立てセールを終えて②

今回のセール5日間で、100件以上の仕立てや仕立て替えを承りました。寸法の確認や色柄の出方、用途や着方によっての細かい寸法変更、前回の採寸時期と現在の体型の変化を確認するなどで、次のお客様を長く待たせてしまう事もありました。そんな時に慌てず、余裕のある接客をメンバー全員ができる様に、時間を作って加工請けの勉強会をするべきだと思いました。多くのお客様が当店を使って頂いている、そして紹介をしてくださっている事が認識できましたので、更にお客様が喜んで頂ける様に、期待に応えて参ります。[市川店]

【大森副社長より】

時間がある時に1人で仕立て請けができる様に育成してあげて下さい。全てが難しい様なら、寸法カードを探してもらったり、先に納品をすませておく、用尺を計ってもらうなど、できる事を増やしてあげる事が本人のモチベーションUPにも繋がります。場数を踏む事で次第に自信もついてくると思います。

◆仕立てセールを終えて③

今回の仕立てキャンペーンでは、仕立てが絡むお客様からのお問合せがあった場合は、予約表を確認しスムーズにご案内できる時間をお伝えする事を、スタッフ皆で徹底致しました。結果、新しいお客様の受注が目立ち、新規に寸法カードを作成する場面が多かったです。[神田明神下店]

◆居敷当の重要性

お客様より他社(某NC)で誂えた《洗える正絹の絽小紋》の仕立て替えを承りました。仕立て替えたい理由が、2回ほどお召になっただけで、背縫い割れが生じた為との事でした。原因は居敷当が付いていなかった事と、ミシン仕立てであった事だと思われます。洗える正絹の着物の場合、縫い糸はポリ糸になりますので生地が糸に負けてしまい、ヨレや割れが生じやすいのだと思います。そめの近江ではポリの居敷当が用意されていますので、そちらを付けて仕立て替えをお請けする事になりました。承る際は、充分に居敷当の重要性をお伝えして承る様に、皆とも話し合いました。[神田明神下店]

【大森副社長より】

当社では、羽二重・紗・絽・麻・ポリと様々な居敷当が用意されておりますので、表地やお客様のご希望を鑑みながら、適した居敷当を提案していきましょう。衿裏も同じ様に提案していく事で、他社よりも一歩先を行く提案ができると思います。

 

◆居敷当の選び方

居敷当を付ける事になった際は、表地と裏地の伸縮率を合わせて選ぶ。表地の生地質との反り具合と、伸縮率で選ばれると共に、透け具合やモアレ1(モワレ・干渉縞)が発生しないか、又、それを気にされるかの確認が必要になります。ちなみにモワレは、濃い色の紋紗に紗の居敷当を選ぶと、発生する事があります。夏物販売に、居敷当選びの相談を受ける事が多くなりましたので、当店で扱っている居敷当の切れ端を、見本として店頭に用意し、誰でも簡単にチェックできる様にしました。

※1モアレとは…モアレもしくはモワレ、干渉縞とも言う。規則正しい繰り返しの線や点が複数重なった際、それらの周期のズレで視覚的に発生する縞模様のこと。[神田明神下店]

◆連絡先に注意

浴衣のお手入れのお客様から、「まだできませんか?」と問合せがあり、確認したところ、何回か携帯電話に連絡していましたが繋がっておらず、今回のみの連絡先が伝票に記載されており、それが反映されていませんでした。連絡先が違う場合は、マーカーで注意喚起しておく様に指示いたしました。[経堂店]

【常務より】

何度も電話をして繋がらない時などは、品物を出してみて、手書き伝票を確認するなど、もしかしたら何かが違うのではないかという事を考えていく事が大切です。そして、加工承り時にいつもと違う事があれば、上記の様にマーカーなどで目立つ様にしておく事も大切です。

◆洗える友禅襦袢

洗える友禅長襦袢が、「自宅で何度か洗濯したところ色落ちする」と持ち込み頂きました。問屋様に確認してもらったところ、色が出切るまでは同じ現象が続いてしまうとの事でした。お品物を改めて確認したところ、半衿に色が移っていた為、本部に連絡し洗える柄半衿を用意してもらい、仕立て担当に付け替えてもらいました。[巣鴨店]

【部長より】

ウォッシャブル襦袢色落ちの件をお伝えする事と、洗濯の際は、洗剤・お湯は使わずに水のみで、汚れの強い箇所は中性洗剤などで部分洗いをお勧めして下さい。注意説明は長襦袢の文庫に書いてありますので、販売時には必ずお伝えして下さい。

◆週次報告書を確認して…(各店舗からの相互意見)

【お客様の誘導(市川店店長) 2024/08/25掲載】

特に新規の方や混み合っている場合「どうぞお上がり下さい。」だけですと、戸惑われる方がいらっしゃいます。催事の際は目的のブースにご案内できる様にしていきます。[神田明神下店]

書かれている様に声がけは勿論の事、席への誘導は必須かと思います。初めてのご来店のお客様にとって、非常に悩ましい事と思いますし、きちんと席まで誘導した上でお待ち頂いた方が、お客様にとって安心感を得られる事とも思います。[浦和店]

私もお客様対応中に新しいお客様が来店された時「どうぞお上がり下さい」と、お声がけだけになる事があります。そういった時、お客様は入口でどうしたらいいか分からず、そのまま待っている事があります。お客様の立場になって「こちらにお掛け下さい」など、上がって頂いた後のお客様の居場所をきちんと明確にしたご案内を心がけたいと思いました。[調布店]

【お客様へのご連絡(市川店店長) 2024/08/25掲載】

記載されている様に、全部できたら連絡して欲しい方、伝票ごとの連絡が欲しい方、様々なケースがあります。1ヶ月以内に2回3回と来店され、お手入れを出すお客様もいらっしゃいますので、来店時に顧客情報を見る様に徹底していきます。[経堂店]

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